研究課題
挑戦的萌芽研究
胎児期テストステロンの暴露量の指標である人差し指と薬指の長さの比率(2D : 4D比率)が競争的環境でのパフォーマンスに与える影響を、大相撲の力士の成績と経済実験から検証した。まず、相撲博物館所蔵の力士の手形データと「大相撲相撲名鑑」による現役時代の昇進、成績などの情報からデータベースを作成し、これらのデータから2D:4D比率と大相撲での昇進、勝率との関係を分析した結果、統計的に有意な負の相関が観察された。また、経済実験によって、男女間の競争選好の差と2D:4D比率の影響を分析した。暫定的な実証結果によれば、競争選好と2D:4D比率の間には有意な統計的関係は観測されなかった。
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