研究課題/領域番号 |
22653045
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研究機関 | 法政大学 |
研究代表者 |
武石 惠美子 法政大学, キャリアデザイン学部, 教授 (70361631)
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研究分担者 |
佐藤 厚 法政大学, キャリアデザイン学部, 教授 (10388051)
林 洋一郎 法政大学, キャリアデザイン学部, 准教授 (70454395)
上西 充子 法政大学, キャリアデザイン学部, 准教授 (80366830)
梅崎 修 法政大学, キャリアデザイン学部, 准教授 (90366831)
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研究期間 (年度) |
2010-04-01 – 2013-03-31
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キーワード | キャリアプロセス / 人事データ / 心理的測定尺度 / キャリアサクセス |
研究概要 |
平成22年度に実施したキャリアサクセスに関する心理的測定尺度開発のためのweb調査の分析により、心理的測定尺度の構造分析を行うなどの作業を進めて尺度の妥当性の検証を行った。具体的には、尺度に関するオリジナルな研究(Briscoe, Hall, and DeMuth (2006))との比較検討を行い、日本における尺度の有効性について一定の結論を導き、日本キャリアデザイン学会においてその結果を報告した。 また、開発した尺度と現実の企業内でのキャリア形成との関連性を明らかにするために、企業が蓄積する人事マイクロデータとのマッチングを図ることを目的にして、複数の企業とその可能性について検討を進めてきたが、平成24年度には、建設業1社、製造業1社の協力を得ることができた。このうち建設業の企業において、全従業員(約4000名)を対象に平成24年8月~9月に調査を実施し、分析を行った。なお、製造業の企業に関しては企業の人事制度面での対応等事務的な作業が発生したために、調査は平成25年度に実施することとしている。 調査を実施した建設業においては、主観的キャリア・サクセス(心理的測定尺度)と客観的キャリア・サクセス(人事データ)を突合させ、キャリアの実態の詳細分析を実施している。分析結果については、中間報告を協力企業において実施しており(平成24年11月実施)、企業の人事担当者との研究会を実施しながら詳細分析を進めているところであり、平成25年度には結果を出し、その後研究報告を行う予定である。 同時に、大学生に対するキャリア意識や学校生活等に関する調査データの蓄積、分析も進め、学会での報告や論文の執筆を行っている。 以上のデータ収集と分析を通じて、個人のキャリアプロセスのあり方についての研究を進めた。
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現在までの達成度 (区分) |
理由
24年度が最終年度であるため、記入しない。
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今後の研究の推進方策 |
24年度が最終年度であるため、記入しない。
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