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2010 年度 実績報告書

企業遺伝子の形成過程および継承過程とその影響に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 22653046
研究機関明治大学

研究代表者

吉村 孝司  明治大学, 会計専門職研究科, 教授 (20220733)

キーワード企業遺伝子 / 革新(イノベーション) / 企業不祥事・企業不正行行為 / 脳神経科学 / 神経行動 / 企業文化 / 経営理念 / 経営哲学
研究概要

本研究の目的は企業遺伝子の存在とその機能および継承過程の解明を図ることであり、平成22年度における研究実績については、企業遺伝子に関し蓄積してきた研究成果の追加的理論研究の実施と、わが国の企業を対象としたアンケート調査による実証を主たる内容としている。その際、本研究の遂行前提の一つとして位置づける「企業の特異的行動における連鎖性および非連鎖性と企業特性との因果性における企業遺伝子の関係性」に関し、企業による特異的行動のうち、(1)非連鎖性を帯びる特異的行動としての「革新」、(2)連鎖性を帯びる特異的行動としての「企業不祥事などに代表される企業の負の経営行動」の2点に求めることから、関連理論研究としての文献調査として、(1)企業革新に関連する領域、(2)企業不祥事・企業不正行為等に関連する領域、(3)生命体における遺伝子および脳神経機能、神経行動に関する領域、の3領域を中心に行った。
特に平成22年度実施の研究における主たる活動は、文献調査から得られる知見と理論的裏付けを基に構築する「企業遺伝子の存在」と「その機能および継承過程」に関する仮説に対する検証作業を実際の企業を対象としたアンケート調査の実施にあり、わが国の企業のうち、主要企業指標としての日経225対象企業、創業100年を超える老舗企業から371社を対象とした、FAXを用いたアンケートを実施し、うち63社から有効回答を得た。なお得られたデータについては、各質問項目ごとに統計処理を行い、本研究における最大焦点である企業遺伝子の存在に関する質問に対する有意性の高い結果を導き出すことに成功した。

  • 研究成果

    (2件)

すべて 2011 2010

すべて 学会発表 (2件)

  • [学会発表] 教育とイノベーション-創造的・革新的人的資源の育成-2011

    • 著者名/発表者名
      吉村孝司
    • 学会等名
      独立非営利法人 日本センター
    • 発表場所
      スコルコボMBAスクール(モスクワ)(招待講演)
    • 年月日
      2011-02-09
  • [学会発表] 日本の中小企業の発展と課題2010

    • 著者名/発表者名
      吉村孝司(パネルディスカッション コーディネーター)
    • 学会等名
      日本経営教育学会 第61回全国研究大会
    • 発表場所
      立正大学大崎キャンパス
    • 年月日
      2010-06-27

URL: 

公開日: 2012-07-19  

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