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2012 年度 実績報告書

ポピュラー文化の科学像――人々が夢見る科学

研究課題

研究課題/領域番号 22653061
研究機関学習院女子大学

研究代表者

時安 邦治  学習院女子大学, 国際文化交流学部, 教授 (80386797)

研究分担者 西山 哲郎  関西大学, 公私立大学の部局等, 教授 (10263188)
平川 秀幸  大阪大学, 学内共同利用施設等, 准教授 (50329934)
宮本 真也  明治大学, 公私立大学の部局等, 准教授 (30386429)
関 嘉寛  関西学院大学, 社会学部, 教授 (30314347)
谷本 奈穂  関西大学, 総合情報学部, 教授 (90351494)
研究期間 (年度) 2010-04-01 – 2013-03-31
キーワード科学 / 技術 / 知識 / ポピュラー文化 / 日常 / 社会学
研究概要

平成24年度は研究の成果を公刊する必要から、おおよそ月1回、計11回という緊密なスケジュールで研究会を開催した。
ポピュラー文化に読み取られる人々の科学観というテーマの研究書は、24年度中に計画通り公刊することはできなかった。しかし、人々が日常の中で科学知をどのように受け取り、理解し、利用しているかをめぐる社会学的論考を集めた研究書を世界思想社より公刊することができた。
この書籍『科学化する日常の社会学』(西山哲郎編、世界思想社、2013年4月30日出版)には、第3章の水嶋論文「育児の科学科と文化仲介者としてのベビーフードメーカーの役割」を除き、本研究課題の研究組織のメンバーが寄稿している。執筆順でいうと、第1章「現代における科学知と日常知の交流について――専門家への白紙委任から対話の時代へ」(西山)、第2章「化粧品広告と美容雑誌における科学――一九八〇年代以降を中心に」(谷本)、第4章「科学知のシナリオ化――新型インフルエンザ報道におけるスペイン風邪言及記事から」(時安)、第5章「こころのエンハンスメントとしての「脳力」論」(宮本)、第6章「安全・安心の科学――科学知とローカルな知との共生的な関係」(関)となっている。本研究組織のオーガナイザー的役割を担っている平川は、科学技術社会論の研究活動や学術イベントに関わるとともに、本書執筆の各段階で有益な知識提供と助言を行った。
研究期間終了後、現在もなお研究組織のメンバーが定期的に会合をもち、ポピュラー文化の分析という本研究課題の中心テーマに関わる論文集(書籍)を準備しているところである。

現在までの達成度 (区分)
理由

24年度が最終年度であるため、記入しない。

今後の研究の推進方策

24年度が最終年度であるため、記入しない。

  • 研究成果

    (1件)

すべて 2013

すべて 図書 (1件)

  • [図書] 科学化する日常の社会学2013

    • 著者名/発表者名
      西山哲郞編
    • 総ページ数
      243ページ
    • 出版者
      世界思想社

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公開日: 2014-07-24  

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