本研究の目的は、地域の精神障害者就労移行支援事業所に適応したIPS(IndividualPlacementSupport:個別紹介とサポート)に基づく実践的な支援モデルを開発することである。その結果、(1)職業生活に必要な技能に関するプログラムとして「体力づくり講座」・「余暇講座」・「ストレッチ・リラクゼーション講座」・「心理教育講座」・「生活技術講座」、(2)職業生活維持に関するプログラムとして「ビジネスマナー講座」・「アサーション講座」、(3)就職活動の技能に関するプログラムとして「就職活動講座」、仕事の技能に関するプログラムとして「パソコン講座」・「清掃管理講座」・「企画事務講座」、(4)その他「職場体験」の各プログラムを開発した。
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