研究課題
挑戦的萌芽研究
本研究は、アタッチメント理論の立場から、探索的に、入院病児および通院病児に対する保育の現状と課題等を把捉し、そのあり得べき形に関して考察を行ったものである。病院内保育施設における病児の観察や保育士に対する面接、通常保育所における保育士との理論研修および事例検討、幼少期における長期入院経験者を対象とした面接を通じて、殊に子どもの自発的探索活動を支える保育環境のあり方に課題があることが浮き彫りになった。
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臨床心理学
巻: 12 ページ: 345-347
教育心理学年報
巻: 49 ページ: 150-161