研究課題
挑戦的萌芽研究
本研究は、日本の看護職者の二次的外傷性ストレスを客観的に測定できる尺度を作成すると共に、その実態や関連要因を検討したものである。作成尺度は、麻痺、過覚醒・再体験、回避の3因子構造、20項目から成る尺度となった。また、関連要因としては、「心的トラウマ反応を示すような危機的状況にある患者」に対する職務状況、過去の類似体験や職場での被暴力体験、上司・同僚のソーシャルサポート不足が示唆された。看護職者の二次的外傷性ストレスを低減するためには、これらを考慮した組織的方策が必要と考えられる。
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