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2012 年度 研究成果報告書

援助専門職による高齢者虐待の予防に資する共感性低下現象(共感的排除)の解明

研究課題

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研究課題/領域番号 22653086
研究種目

挑戦的萌芽研究

配分区分補助金
研究分野 臨床心理学
研究機関静岡英和学院大学

研究代表者

波多野 純  静岡英和学院大学, 人間社会学部, 教授 (10311953)

研究期間 (年度) 2010 – 2012
キーワード介護 / 共感性 / 対人援助 / 組織心理 / 高齢者虐待
研究概要

介護施設の援助専門職がなぜ虐待行為を行うのか。本研究は,高齢者に対する共感性が低下する現象に焦点を当て,共感的排除のメカニズムを解明することを試みた。過去の研究から,非人間化に関する知見が高齢者虐待の理解に有効であることが分かった。高齢者の示す手がかりが,非人間化を促進し,高齢者に対する共感性を低下させるのではないかと仮説を設定し,実験を行った。その結果,介護時に高齢者の肉体を露出させると人間らしさが低下することが示された。

  • 研究成果

    (2件)

すべて 2013 2011

すべて 雑誌論文 (1件) 学会発表 (1件)

  • [雑誌論文] 介護施設における高齢者の非人間化について2011

    • 著者名/発表者名
      波多野純
    • 雑誌名

      臨床心理学

      巻: 64 ページ: 583-594

  • [学会発表] 介護場面での高齢者の肉体の露出が非人間化に及ぼす影響2013

    • 著者名/発表者名
      波多野純
    • 学会等名
      日本心理学会第77回大会
    • 年月日
      20130919-0921

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公開日: 2014-08-29  

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