研究課題
挑戦的萌芽研究
人間の目が瞬きを行う百数十ミリ秒の間、外界からの視覚情報の入力が遮断されてしまうが、あまり意識されることはない。このメカニズムについて錯視を使って調べた。回転するランダムなテクスチャをもった円盤を観察しつつ、突然テクスチャを変えたり、表示を途切れさせたりすると、円盤が高速で逆回転する仮現運動の錯視が見える。瞬きによっても同じ錯視が生じることから、瞬きの前後の像は仮現運動によって補間されることが、知覚的連続性を保って見える一因であることがわかった
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すべて 雑誌論文 (3件) (うち査読あり 3件) 学会発表 (1件) 備考 (1件)
Proceedings of the National Academy of Sciences
巻: 110 ページ: 7080-7085
Perception
巻: 42(1) ページ: 115-118
i-Perception
巻: 3(1) ページ: 59-87
http://www.design.kyushu-u.ac.jp/~ito