研究課題/領域番号 |
22653106
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
教育社会学
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研究機関 | 東京工業大学 |
研究代表者 |
牟田 博光 東京工業大学, 大学院・社会理工学研究科, 教授 (70090925)
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連携研究者 |
中川 正宣 東京工業大学, 大学院・社会理工学研究科, 教授 (40155685)
前川 眞一 東京工業大学, 大学院・社会理工学研究科, 教授 (70190288)
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研究協力者 |
菊田 怜子 東京工業大学, 大学院・社会理工学研究科, 博士課程学生
富田 真紀 東京工業大学, 大学院・社会理工学研究科, 博士課程学生
藤谷 元子 東京工業大学, 大学院・社会理工学研究科, 博士課程学生
村田 維沙 東京工業大学, 大学院・社会理工学研究科, 博士課程学生
渡辺 美紀 東京工業大学, 大学院・社会理工学研究科, 博士課程学生
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研究期間 (年度) |
2010 – 2011
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キーワード | 人材開発・開発教育 / 費用対効果 / 解析・評価 / 国際協力 / ODA評価 |
研究概要 |
評価の困難な分野である短期研修等の能力開発プロジェクトに関して、具体的な事例に沿って、効率性を明らかにする評価手法を開発した。事例分析対象として、地域国際機関の研究プロジェクトへの22カ国からの参加者404名からデ-タを得た。分析結果からは、研修で得られた能力や技術は職場での生産性を高め、参加者の所得向上に寄与すると共に、知識や技術を職場の同僚に伝達することにより、職場全体の生産性向上にも寄与し、さらに、新しいプロジェクトも生み出すことを明らかにした。 これらから内部収益率を計算すると、知識や技術が個人に留まっている場合より、社会に拡大した場合の方が大きい事が分かった。研修効果のインパクトを大きくするためには、知識や技術の伝播が重要である。 また研修そのものの直接効果の重要性と同時に、どの様にして知識や技術を伝播するか、またそもそも、伝播可能性の高い者を研修する必要性、などを示した。
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