研究課題/領域番号 |
22653113
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研究機関 | 山形大学 |
研究代表者 |
出口 毅 山形大学, 大学院・教育実践研究科, 教授 (60241684)
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研究分担者 |
今村 哲史 山形大学, 大学院・教育実践研究科, 教授 (00272055)
大澤 弘典 山形大学, 大学院・教育実践研究科, 教授 (10343071)
齋藤 英敏 山形大学, 大学院・教育実践研究科, 准教授 (10554389)
江間 史明 山形大学, 大学院・教育実践研究科, 教授 (20232978)
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キーワード | 教育学 |
研究概要 |
本研究の目的は、今後進行する少子高齢化社会において「世代間交流」が有する教育的意義を明らかにし、そうした世代間交流を促進できる人材を養成する教育プログラムを開発することを目的とする。 1 小中学校の「キャリア教育」を中心とした世代間交流プログラムの開発 : 小学校におけるキャリア教育を中心とした世代間交流プログラムについて、山形県内の4つの小学校で実施されているプログラムについて検討し、資料集にまとめた。また、中学校で実施されているキャリア教育について世代間交流の視点から検討した。 2 世代間交流プログラムによる児童生徒等の変容に関する調査研究 : 昨年度行った、山形県内および神奈川県内の小中学校において小学生(3~6年280名)と中学生(1~3年257名)を対象にした「社会力尺度」(24項目)について再分析し、地域間と学年間等の差異を明らかにした。また、平成19年度に行われた先行研究の結果と比較し、分析・考察した。さらに、地域の中から教員について、インタビュー調査を実施し、その結果を資料集にまとめた。 3 教職大学院での世代間交流を取り入れた教育プログラムの開発 : 今年度後期に「学社融合の実践と課題」を開講し、4名の受講者を対象に世代間交流をコーディネートできる教師の養成に取り組んだ。昨年度同様、授業評価等によりプログラムの改善資料を得て、その結果の検討を行った。他大学の授業科目についても文献により情報収集を行った。 以上3つの課題について取り組むとともに、課題間の連携について研究担当者相互に情報交換をはかりながら研究を進めた。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
今年度、これまでの研究成果の一部を資料集にまとめた。そのことも含めて研究目的を達成するための3つの課題において、計画実施のペースに違いはあるが、すべてで達成すべき課題解決が順調に進んでいると判断できる。
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今後の研究の推進方策 |
研究目的については年度ごとに確実に達成されてきているが、研究計画の中で未実施のものや再実施が必要なものがないかを研究担当者間で意見交換を行い、最終年度の研究を計画する。その上で、研究の実施と研究成果のまとめについて、研究代表者が統率し、3つの課題の解決とその有機的な統合のために研究担当者が相互に連携をはかりながら進める。
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