研究課題/領域番号 |
22653121
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研究機関 | 国立教育政策研究所 |
研究代表者 |
五島 政一 国立教育政策研究所, 教育課程研究センター基礎研究部, 総括研究官 (40311138)
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研究分担者 |
小林 辰至 上越教育大学, 学校教育部, 教授 (90244186)
岡本 弥彦 麻布大学, 環境保健部, 教授 (10367245)
佐藤 真久 東京都市大学, 環境情報学部, 准教授 (00360800)
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キーワード | ESD教材 / ESD教具 / 教材開発 / 教師教育 / アースシステム教育 / アイデアカード |
研究概要 |
1.代表者1名、分担者3名、研究協力者(小中高等学校の教師(5名)、教育センターの指導主事(4名)、博物館学芸員(1名))などで、本年度の研究について討議・確認した。各機関でプロジェクトの研究協力者を決めた。 2.アメリカのオハイオ州立大学名誉教授ビクター・マイヤー博士やアメリカの研究協力者を訪問し、共同で、革新的な教材(地球環境について多面的・総合的な視点を育成するアイデアカード)の開発や教師教育プログラムの開発を行った。 3.三浦市教育研究所、和歌山県教育センターで、ESD用の教材開発を行い、教師教育プログラムを開発、実践した。三浦市では4件のカリキュラムを開発した。和歌山県では、自然災害や世界遺産などESDに関連するテーマでカリキュラム開発を行った。 4.神奈川県中教育事務所で、集中的な短期の教師教育プログラムを開発、実践し、実践カリキュラムを5件開発した。 5.上越教育大学で、ESD用に教材を改善し、教員養成プログラムを開発、実践し、そのプログラムの評価を行った。小学校教員養成課程の学生を対象に授業の前後で地球環境を多面的・総合的に見る能力の調査を行い、授業の効果を評価した結果、約2倍の見方が育成されたことが分かった。 6.麻布大学で、博物館や教育委員会などと連携した長期間の教師教育プログラムを開発、実践し、そのプログラムの評価を行った広島県白木高等学校で、教師教育プログラムを実施し、ESD用のカリキュラムの開発を行った。 7.国内外の学会に出席し、資料収集を行うとともに、研究成果を発表する。学校や施設を訪問し、資料収集を行った。 8.教員研修センターの環境教育指導者育成の研修会で、革新的なアイデアカードを利用して約100人の参加者に研修を行った。そのカードの成果や課題などの研究を行った。
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