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2012 年度 実績報告書

「気になる」幼児に対する運動発達支援を通した自己コントロール感の形成

研究課題

研究課題/領域番号 22653122
研究機関東北大学

研究代表者

本郷 一夫  東北大学, 教育学研究科(研究院), 教授 (30173652)

研究期間 (年度) 2010-04-01 – 2013-03-31
キーワード「気になる」子 / 運動発達 / 運動調整 / サッカー / 自己コントロール感
研究概要

<研究の目的> 2012年度は、「気になる」子どもと発達障害児の運動発達の特徴を明らかにするとともに、「気になる」子ども及び発達障害児の運動に関する自己コントロール間を明らかにすることを目的とした。
<研究の方法> ①対象:保育所の4,5歳児混合クラスの幼児。 ②手続き:「ジグザグ・マーカー取り」「ジグザグ・ドリブル」「サッカー・ゲーム」を1セットとする運動発達支援を行い、その後、それらの課題についての幼児の自己評価について聞き取りを行った。 ③研究期間: 2012年5月~2012年2月までの間に5回の運動発達支援と幼児の自己評価に関する測定が行われた。運動発達支援は、宮城県サッカー協会のコーチ3名によって実施され、幼児の自己評価の測定は発達心理学を専攻する大学院生、学部生によって行われた。
<結果と考察> ①「ジグザグ・マーカー取り」「ジグザグ・ドリブル」「サッカー・ゲーム」の運動得点に関しては、発達障害児はマッチング児に比べてその得点が低かった。また、②運動の自己コントロールに関する自己評価得点についても、発達障害児はマッチング児に比べて自己評価が低くなる傾向が認められた。③すなわち、発達障害児は、いわゆる健常児に比べて運動協応を必要とする運動得点においてもそれらに対する自己評価においても低くなる傾向があることが示唆された。これは、前年度行った研究における「気になる」子どもの傾向とは異なっていた。すなわち、「気になる」子どもにおいては、時期とともに運動得点は低下しないものの、自分が行った運動に関する自己コントロール間が次第に低下する傾向があったのとは異なる。

現在までの達成度 (区分)
理由

24年度が最終年度であるため、記入しない。

今後の研究の推進方策

24年度が最終年度であるため、記入しない。

  • 研究成果

    (2件)

すべて 2013 2012

すべて 学会発表 (2件)

  • [学会発表] 「気になる」子どもの運動発達と有能感に関する研究22013

    • 著者名/発表者名
      本郷一夫、平川久美子、進藤将敏、碓井貞治、碓井百合
    • 学会等名
      日本教育心理学会第55回総会
    • 発表場所
      法政大学
    • 年月日
      2013-08-18
  • [学会発表] 「気になる」子どもの運動発達と有能感に関する研究12012

    • 著者名/発表者名
      本郷一夫
    • 学会等名
      日本教育心理学会第54回総会
    • 発表場所
      琉球大学
    • 年月日
      20121123-20121125

URL: 

公開日: 2014-07-24  

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