研究課題
挑戦的萌芽研究
天体のスペクトルに多数の未同定バンドが残っている一因はナノ領域に現れる特異現象にあると考え、ナノ粒子の赤外スペクトルを実験室で得ることを目的に研究を立ち上げた。赤外スペクトルその場観測装置を新たに作製し、気相中をフリーに漂うナノ粒子の赤外スペクトルを測定できるようになった。実際に測定した結果、従来のバルクやKBr錠剤法に比べ、ピーク位置のシフトと半値幅の大幅な減少が確認でき、未同定バンドの解明に向けた突破口が拓けた。
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すべて 雑誌論文 (2件) (うち査読あり 2件) 学会発表 (5件)
Meteoritics & Planetary Science
巻: 46 ページ: 92-102
Earth, Planets and Space
巻: 62 ページ: 81-90