研究課題
挑戦的萌芽研究
本研究では、位相面が螺旋状に伝搬する光を用いた、物質と光の新たなキラル相互作用の可能性を線形光学効果、非線形光学効果において実験的に探索した。巨大なキラルドメインを形成し、大きな光学活性を示すことで知られた屈曲型分子によるヘリカルナノフィラメント構造を主な測定対象として行った実験では、このようなキラル相互作用の存在は認められなかった。この研究期間中に他グループにより異なる方法で検証された報告でも、やはり明確なキラル相関はないとされており、我々の結果を裏付けている。
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すべて 雑誌論文 (3件) (うち査読あり 3件) 学会発表 (1件)
Opt. Mater. Express
巻: 1 ページ: 27
Phys. Rev. E
ページ: 041708-1
Adv. Func. Mater
DOI:10.1002/adfm.201201889