研究課題
挑戦的萌芽研究
2010年チリ地震の断層面滑りによる地球内部の質量再分配によるジオイド高変化は震源付近でcmオーダーでありジオイド高変化は巨大津波の発生要因ではなかった。2010年チリ地震や2011年東北沖地震の津波の太平洋横断する時間が20分程度遅延する現象は、海水圧縮性・固体地球の弾性・津波の伝播中の質量移動による重力ポテンシャル変化を考慮にいれた長周期津波の逆分散性で説明できた。また長周期での津波位相速度低下を考慮した遠地津波波形は観測波形と良い一致を示し、到達時刻差の問題は解消された。
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J. Geophys. Res.
Geophys. Res. Lett.
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doi:10.1029/2011GL049146
Infrasound Monitoring for Atmospheric Studies, (eds A. Le Pichon, E. Blanc, A. Hauchecorne)
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