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2012 年度 実績報告書

デスクトップスーパーコンピューターのための地球流体数値ライブラリの構築

研究課題

研究課題/領域番号 22654056
研究機関京都大学

研究代表者

石岡 圭一  京都大学, 理学(系)研究科(研究院), 准教授 (90292804)

研究期間 (年度) 2010-04-01 – 2013-03-31
キーワード地球流体力学 / 数値ライブラリ / GPGPU / スペクトル法 / 球面調和関数変換
研究概要

平成24年度は, これまで最新の CPUに適合させて開発を進めてきた球面調和関数変換数値ライブラリについて, それを用いて実際の地球流体数値実験を行うためのサンプルプログラム等とともにコードを整理し, 英語によるインストールガイドなども新たに加えて ispack-1.0.0 としてインターネット上で公開した.
さらに, 数値ライブラリの開発と並行して, スペクトル変換の数値ライブラリの応用して, 密度成層流体中で流れが地形を越える際に発生する波(山岳波)をスペクトル法で比較的容易に計算するための新しい手法の開発を行った. これは, 代用電荷法と呼ばれる偏微分方程式の計算手法のアイディアを応用したもので, 既存の手法に比べて実装が容易であり, 山岳波の数値実験を比較的低コストで行うことを可能にするもである.
以上の数値ライブラリの開発経緯および実際に開発されたライブラリの構造や性能について, 平成24年5月に行われた国際学会「Connections between Rotating, Stratified Turbulence and Climate: Theory, Observations, Experiments, and Models」で講演を行った. また, スペクトル法を用いた山岳波の新しい計算手法について, 平成24年8月に行われた「GFDセミナー2012」で講演を行った.

現在までの達成度 (区分)
理由

24年度が最終年度であるため、記入しない。

今後の研究の推進方策

24年度が最終年度であるため、記入しない。

  • 研究成果

    (2件)

すべて その他

すべて 学会発表 (2件)

  • [学会発表] Development of a spherical harmonics transform library for several architectures

    • 著者名/発表者名
      Keiichi Ishioka
    • 学会等名
      Connections between Rotaing, Stratified Turbulence and Climate: Theory, Observations, Experiments, and Models
    • 発表場所
      コロラド州ボルダー, 米国
  • [学会発表] 無限領域のスペクトル法を用いた山岳波の安直計算について

    • 著者名/発表者名
      石岡圭一
    • 学会等名
      GFDセミナー2012
    • 発表場所
      北海道千歳市, 日本

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公開日: 2014-07-24  

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