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2012 年度 研究成果報告書

機能性遷移金属錯体の創製に基づく遠隔位炭素ー水素結合活性化反応

研究課題

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研究課題/領域番号 22655013
研究種目

挑戦的萌芽研究

配分区分補助金
研究分野 有機化学
研究機関東京工業大学

研究代表者

岩澤 伸治  東京工業大学, 大学院・理工学研究科, 教授 (40168563)

研究期間 (年度) 2010 – 2012
キーワード合成有機化学 / 炭素-水素結合活性化
研究概要

官能基から複数の結合を隔てた任意の位置(遠隔位)に存在する炭素-水素結合を遷移金属錯体の作用により選択的に活性化し、炭素-炭素結合生成反応に利用することを目的に研究を行った。その際、1)基質分子の炭素-水素結合の位置を判別するための基質認識部位、ならびに、2)炭素-水素結合の切断を可能にする高活性な金属触媒、の二つの要素を併せ持つ新規な機能性遷移金属錯体の創製を鍵とするアプローチにより、目的の実現を目指した。その結果、基質捕捉部位と基質活性化部位を剛直なナフタレン環で連結した機能性配位子を用いて、イリジウム錯体を用いる芳香族炭素-水素結合のボリル化反応により、置換ベンゼンのメタ位選択的な官能基化を行うことに成功した。

  • 研究成果

    (2件)

すべて 2013 2012

すべて 学会発表 (2件)

  • [学会発表] 金属含有大環状ボロン酸エステルの構築2013

    • 著者名/発表者名
      内倉達裕、菊池雄二、小野公輔、岩澤伸治
    • 学会等名
      日本化学会第93春季年会
    • 発表場所
      同志社大学(滋賀)
    • 年月日
      2013-03-25
  • [学会発表] 一置換ベンゼンのメタ位選択的炭素-水素結合ホウ素化を目指した機能性遷移金属錯体の合成とその反応2012

    • 著者名/発表者名
      畑瀬一輝、草間博之、岩澤伸治
    • 学会等名
      日本化学会第92春季年会
    • 発表場所
      慶応義塾大学(神奈川)
    • 年月日
      2012-03-27

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公開日: 2014-08-29  

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