研究課題
挑戦的萌芽研究
強束縛水素が存在するPdナノ粒子の臨界サイズを明らかにするために、アミンおよびカルボン酸存在下、Pd(II)イオンの水素化ホウ素塩還元によりPd核をin-situでホモエピタキシャル成長させた結果、アミンで保護された多結晶Pdナノ粒子を2~5 nmの範囲で粒径制御することに成功した。次に、 15nmおよび40 nmの多重双晶正二十面体Pdナノ粒子、10nm単結晶正六面体Pdナノ粒子、 6. 6 nm多結晶球状Pdナノ粒子の水素吸蔵特性について検討したところ、水素吸蔵/放出挙動が結晶性・形状・粒径により大きく異なり、単結晶中において水素が強く束縛されることを見出した。
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すべて 雑誌論文 (2件) (うち査読あり 2件) 学会発表 (6件) 備考 (1件)
ACS Nano
巻: 5 ページ: 2806-2814
DOI:10.1021/nn103286r
Small
巻: 7 ページ: 469-473
DOI:10.1002/sm11.201001685
http://wwwscil.kyoto-u.acjp/^teranisi/