今後の研究の推進方策 |
今年度より研究体制をM2とM1、B4の3人と増員し、基礎知識の向上のための勉強会と打合せを行い、グループ全体として研究能力の向上を図る。加えて、問題のあった実験システムについて、上記のように消色色素は溶液で導入することとし、実証のため一重項酸素の吸光吸光プローブである9,10-anthracenedipropionic acid(ADPA)を用いた場合、ばらつきが少なくなることがわかっている。ADPAだけでなく、他の一重項酸素のプローブ、4-oxo-2,2,6,6-tetramethylpiperidine 1-oxyl(TEMPONE)(ESRプローブ)やN,N-dimethyl-4-nitrosoaniline(吸光プローブ)でも試み、実験システムを多角的に実証し、確かなものとする。光増感剤および消色色素の候補は既にいくつか購入しており、あとは光増感剤と色素のスクリーニングとなるため、人数の利を生かして迅速に進めたい。
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