研究課題
挑戦的萌芽研究
光増感剤色素ナノ粒子膜からなる「一重項酸素発生膜」を開発し、一重項酸素の発生確認や耐光性等の基礎研究を行った。一重項酸素は活性酸素の一種であり、寿命が長く有効な酸化剤であるが、今まで光増感剤の固定化と耐光性に難があり、大気中ではあまり利用されていない。本研究成果により、ナノ粒子膜とすることで、光照射のみで大気中に一重項酸素を効率的に発生し、加えて色素の耐光性も著しく上昇することがわかった。
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Chem. Lett.
巻: 41 ページ: 877-878
DOI:10.1246/cl.2012.877
http://msfe.nagaokaut.ac.jp/