研究課題
挑戦的萌芽研究
本研究では,照射光源を利用しないパッシブな方法で,ナノスケールなTHzイメージング法の確立を目指した.近接場プローブ作製法を確立し,プローブ顕微鏡を開発してTHzナノ顕微鏡を構築し,自然放出光の近接場イメージングを行った.常温サンプル(GaAs/Au)をイメージングした結果,表面プラズモンではなく,物質表面上における熱揺らぎに起因したエバネッセント波を検出することに成功した.空間分解能は60nm(波長の1/240)を達成している.
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http://maildbs.c.u-tokyo.ac.jp/~komiyama/index.html