研究概要 |
本研究の最終目的は水中に存在する病原ウイルスを検出するセンサを開発することである。本研究期間内において、センサ開発に必須のウイルス吸着タンパク質(VBP)と蛍光分子(fluorophore)を作製した。VBPを合成するように遺伝子組み換えされた大腸菌を用いてVBPを生産した。SDS-PAGEにより生成したタンパク質の分子量がVBPの分子量である60kDaと一致することを確認した。既往の研究に従い、本研究室においてfluorophore(4, 4-difluoro-4-bora-3a, 4a-diaza-s-indacene、通称BODIPY)を生産する方法を確立した。
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