研究課題/領域番号 |
22656150
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
構造・機能材料
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研究機関 | 東北大学 |
研究代表者 |
蔡 安邦 東北大学, 多元物質科学研究所, 教授 (90225681)
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研究分担者 |
亀岡 聡 東北大学, 多元物質科学研究所, 准教授 (60312823)
藤田 伸尚 東北大学, 多元物質科学研究所, 助教 (70431468)
石川 和宏 金沢大学, 理工学域機械工学系, 准教授 (10312448)
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連携研究者 |
下田 正彦 物質・材料研究機構, 主席研究員 (60343836)
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研究期間 (年度) |
2010 – 2011
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キーワード | リーチング / 非平衡相 / ナノ合金粒 / 触媒特性 |
研究概要 |
3元Al合金の主元素であるAlの選択溶出により、残りの2元素の間に非平衡相が形成されることを発見した。状態図では、互いに合金にならないCuとIrは本方法で固溶体が形成される。従来の液体急冷法で達成できない非平衡状態を強制的に形成させる方法として注目される。この方法をいくつかの合金に適用したところ、この方法の有用性を確認した。また、Al-Pd-Ni合金においてAlの選択溶出によって得られたPd-Ni合金ナノ粒子は、CO酸化反応においてPtに匹敵する触媒活性を示すことを見いだした。本研究で考案した手法は新しい非平衡合金を作製する有効な方法であることを確認した。
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