研究概要 |
マグネシウム合金の高耐食化を実現するための新規表面処理プロセスとして, 乾湿繰り返し(Cyclic Wet-Dry ; CWD)プロセスを開発することを目的として, 処理溶液の探索, CWD条件の最適化, 耐食性を検討した。その結果, NaCl+ AlCl_3あるいはNa_2SO_4+ Al_2(SO_4)_3溶液から出発し, 高速, 多サイクルのCWD処理するとハイドロタルサイト(Mg_6Al_2(OH)_<16> CO_3・4H_2O)あるいはその硫酸イオン置換体が生成し, この皮膜は防食機能を発現することが分かった。
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