研究課題
挑戦的萌芽研究
多孔性中空糸膜の孔表面に取り付けたグラフト鎖に官能基導入反応の順番を工夫して2種類の官能基を導入した。低分子量イオンとタンパク質の吸着容量との間に明確な差が出た。グラフト鎖の長さ方向の上部に水酸基の2つ並んだ親水基,下部にイオン交換基の分布をつけたサイズ排除型グラフト鎖を多孔性膜孔表面に取り付けることに成功した。この作製法を基に,デュアルアフィニティリガンドやアミノ酸を固定した多孔性膜を作製し,タンパク精製や水処理の用途を開拓した。
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膜(Membrane)
巻: 37 ページ: 95-101
巻: 35 ページ: 242-247
巻: 35 ページ: 86-92