研究課題
挑戦的萌芽研究
過酸化水素は酸素と水素から成り分解すれば水と酸素となることから精製の観点から見ると理想的な溶媒である。この過酸化水素溶離液中の金属含有量をプラズマ分光法で測定し回収率を算出した。その結果、30種以上含む金属溶液からV, Mo, W, Nb, Taを高選択的に回収可能であった。これらの元素に共通する点は、オキソアニオン形成元素であるとともに過酸化水素と容易に反応する元素である。また、焼却飛灰への適用を試みたところ、V, Mo, Wの良好な回収率を得た。
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すべて 雑誌論文 (2件) (うち査読あり 2件) 学会発表 (5件) 備考 (1件) 産業財産権 (2件) (うち外国 1件)
Conference Series
巻: 6 ページ: 121-126
DOI:10.1142/S2010194512003042
Analytical Sciences
巻: 28 ページ: 463-468
DOI:10.2116/analsci.28.463
http://www.chem.tokushima-u.ac.jp/B1/