研究課題
挑戦的萌芽研究
気管や胚、ゾウリムシ等単細胞生物は多数の繊毛を持つ。繊毛の屈曲は組織・細胞表面を波のように伝わる(メタクロナールウェーブ)。繊毛群が形成するメタクロナールウェーブは外液の粘性を介して伝播すると考えられてきたが、一部の繊毛の繊毛打を変化させ外液の流れを遮断しても伝播した。細胞を一定の遅い周波数で強制的に伸縮させると、メタクロナールウェーブの周波数はやがて伸縮の周波数に一致した。メタクロナールウェーブは、外液を介してだけでなく細胞膜の伸縮として伝播しているかもしれない。
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http://cellsystem.sci.yamaguchi-u.ac.jp/index.html