研究課題
挑戦的萌芽研究
ヒトや類人猿の脳の発達研究では、非侵襲的手法を用いる必要がある。そのため、MRI画像やCT画像を用いた研究が行われてきた。本研究では、その信頼性を高めるため、マカカ属のサルの脳組織標本を作成し、MRI画像で確認された髄鞘形成の発達が組織標本上で確認できるかどうかを検討した。その結果、子ザルでは細胞層がオトナ・ザルよりも厚く、髄鞘形成に伴い細胞層が薄くなることが確認された。また、MRI画像とCT画像がよく対応し、外形の変化については、どちらの手法も有効であることが確認された。
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