研究課題
挑戦的萌芽研究
CeCl3法およびDAB法を改良し電子顕微鏡レベルで細胞内の過酸化水素の分布を観察する方法を開発した。CeCl3法では、固定前の葉組織に5mM CeCl3をpH7. 2で1時間処理した後、固定し包埋試料を作製する方法が有効であった。DAB法では2時間Karnovski液で固定した後10mMのDABをpH8. 0で1時間処理し、オスミウム固定を行って包埋試料を作製する方法が有効であった。塩ストレス処理を行ったイネ葉緑体において、グラナチラコイドの周囲などに過酸化水素が検出された。
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http://www.agr.nagoya-u.ac.jp/~shigen/academic.html