研究課題
挑戦的萌芽研究
本研究では、食品・生体由来代謝物の超高感度局所解析を可能とする先鋭的MAI. DI質量分析システムを開発し、生体局所応答に基づく食品成分の新奇機能性評価法の確立を目指した。質量分析での選択性と検出感度を決定づける最大の要因が対象物質のイオン化効率にあるため、食品・生体代謝物の検出を可能とするイオン化助剤(マトリックス)のスクリーニングとその最適化を行った。その結果、得られたマトリックスは、経口投与した緑茶カテキンEGCGの組織内局在情報の可視化と共に、EGCGに連動した生体内代謝物の二次元分布情報の可視化を可能にした。こうした技術は、従来法では困難な高い信頼性・精度を保持した機能性食品成分の有効性・安全性の新たな評価法を提案するものである。
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すべて 雑誌論文 (4件) (うち査読あり 4件) 学会発表 (8件) 備考 (1件)
Proteomics
巻: (in press)
PLoS ONE
巻: 6 ページ: e23426
Anal. Chem
巻: 82 ページ: 9789-9796
Immunol
巻: 185 ページ: 33-45
http://redoxnavi.kyushuu_ac.jp/group2/