研究課題
挑戦的萌芽研究
ニホンジカの資源的利用が推進されているものの、日本では食肉として利用する場合に最も重要となる衛生管理の体制が整備されていない。そこで本研究では、シカ肉の流通が盛んな英国の事例を参考に、野生動物に特化した内臓摘出方法の検討を行った。その結果、海外で認められている野外での内臓摘出について、衛生的に行うことが可能なことが明らかになった。今後は家畜に準ずるのではなく、シカに特化した解体処理方法の提示や肉の検査体制が必要であり、そのためには英国のように野獣肉を検査する資格制度の導入が必要だと考えられる。
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獣医畜産新報
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季刊森林総研
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