研究課題
挑戦的萌芽研究
薬物依存症における大脳基底核神経回路の制御異常を解析するために、大脳基底核の直接路と間接路に特異的な可逆的神経伝達阻止法を開発した。本手法を用いて、依存性薬物による急性反応には直接路と間接路が共に必須であることを示した。さらに、依存性薬物の反復投与による薬物依存形成および報酬学習においては直接路が、忌避学習には間接路が重要であることを示した。さらに、直接路と間接路が統合される黒質網様部の依存性薬物投与時の分子病態を調べ、直接路依存的な分子変化を見いだした。
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すべて 雑誌論文 (5件) (うち査読あり 3件) 学会発表 (14件) 備考 (1件) 産業財産権 (1件) (うち外国 1件)
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