研究課題
挑戦的萌芽研究
IFNシグナル伝達系が阻害された細胞株を樹立することでウイルスの感染、増殖、生存が容易である環境を作り、特に分離が困難な新興・再興感染ウイルスハンティングへの道を開くことを目的とした。IFN シグナル伝達系を阻害するためにその経路に重要な種々の伝達因子のdominant negative変異体や特異的なshRNAを作成し293 T細胞を用いてその効果を確認したが最終的に目指しているのはiPS細胞を用いた系である。iPS細胞を使用することで、一旦IFNシグナル伝達系が阻害された安定株が得られればいろいろな組織に分化させることにより組織指向性の高いウイルスの分離に威力を発揮するからである。現在、IFNシグナル伝達経路の欠失した安定株を得る努力を続けているので近い将来、臨床の現場にウイルスハンティングに有用な細胞株を提供できると考えている。
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