研究課題
挑戦的萌芽研究
複写機やレーザープリンタが稼働する際には直径がナノメートルサイズのごく小さな超微小粒子が発生する。一般的な使用条件下でこれらの粒子が人間の自律神経機能に影響を与えるかに関して、心拍変動性と唾液中のクロモグラニンAを測定して実験的に検討した。8人の男性被験者では、超微小粒子の最大個数濃度20000/ml、1.5時間の実験で、超微小粒子の発生前後では心拍変動性及び唾液クロモグラニンA量に有意差は認められなかった。