研究課題
挑戦的萌芽研究
骨髄には、全血球系細胞へ分化しうる造血幹細胞と、骨・軟骨・脂肪細胞などに分化する間葉系幹細胞とが存在する。造血幹細胞については研究が進み、臨床的にも骨髄移植に用いられているが、間葉系幹細胞が生体内で果たす役割は依然として不明の点が多い。今回の研究では、線維肝に流れ着いた血球系細胞がコラーゲン線維を分解するコラゲナーゼ酵素を産生することで線維化改善に寄与すること、一方で間葉系幹細胞の線維肝への生着は認められないことを証明した。
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http://www.med.u-tokai.ac.jp/daigakuin/pdf/inagaki.pdf