研究課題/領域番号 |
22659266
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
武冨 修治 東京大学, 医学部附属病院, 特任臨床医 (70570018)
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研究分担者 |
竹下 克志 東京大学, 医学部附属病院, 講師 (30262009)
中川 匠 東京大学, 医学部附属病院, 講師 (90338385)
増田 和浩 東京大学, 医学部附属病院, 助教 (70407948)
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キーワード | 関節病学 / 変形性膝関節症 |
研究概要 |
肥大軟骨分化モニタリングシステムの確立のため、代表的な肥大分化マーカーであるX型コラーゲン、VEGFおよびMMP13遺伝子のプロモーター解析を行い、それぞれの転写開始点上流1kbから下流1kbの間に存在するコアエンハンサーを複数同定した。これらのコアエンハンサーをタンデムにつなぎ、さらに転写開始点付近のベーサルプロモイターとをつなぎ、下流に各種蛍光蛋白を接合したレポーターコンストラクトを作成した。これらのレポーターカセットをレンチウイルスベースに組み替え、軟骨細胞前駆細胞株ATDC5にレンチウイルスベクターによって安定導入し、薬剤セレクションによってクローンを選択し、さらにそれぞれATDC5の分化に従って蛍光を良好に発色するクローンを樹立した。まずX型コラーゲンのコアエンハンサーを用いた細胞システムにヒト軟骨やマウス胚を起源とするcDNAから作成したレトロウィルスライブラリーを導入し、発現クローニングを行い、現在までに複数の陽性クローンを得ている。現在はその細胞にとりこまれたトランスジーンをシークエンスで確認中であり、今後肥大分化誘導候補遺伝子として軟骨組織での発現解析を行い、さらに軟骨細胞における機能解析を予定している。まだ同様にVEGFおよびMMP13遺伝子のコアエンハンサーを用いた細胞システムを用いて、同様のスクリーング実験を行っており、陽性クローンが得られ次第同様の解析を行う。
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