研究課題
挑戦的萌芽研究
血中の吸入麻酔薬濃度を干渉増幅反射式センサーにより測定できるかどうかについて、ラットの経気道より吸入麻酔薬を投与して、採取した血液中の吸入麻酔薬濃度を干渉増幅反射式センサーで測定した。その結果イソフルラン(0-5%)、セボフルラン(0-5%)、デスフルラン(0-18%)の濃度をトルエン濃度換算ppm値で数値化することに成功した。また、気液平衡を利用したヘッドスペース法による気相濃度測定法を改良すれば、臨床使用濃度での血液検体量は1mlで測定可能であることがわかった。