研究課題
平成24年度は23年度に継続して作成したcRNAプローブのマウス卵子への導入とその機能発現の検証をした。 年度内にInVitroでの機能の発現に関してある程度安定した結果を得るにいたった。またマウス卵子、胚における胚性遺伝子の発現に関して検討した。 さらに作成したcRNAプローブを加齢マウス卵子に導入することで発生率向上が得られるかの検討を始めた。●cRNAプローブ導入によるIn Vivo,InVitroでの蛋白合成の確認 ⇒平成24年度は23年度に継続してcRNAプローブ導入によるIn Vivo,InVitroでの蛋白合成の確認を行った。 マウス卵子内でのn vivoでの発現し関しては注入量の調節などである程度安定した遺伝子の発現が認められるようになった。●マウス卵子、胚における遺伝子発現様式の解析 ⇒マウス正常卵、加齢卵を用いて未受精卵、およびIVF/ICSIによる受精後の胚発育各ステージにおける遺伝子発現様式、及び発現量を免疫組織化学とReal-time PCRによって確認した。 すなわち、maternal factorとして未受精卵において我々が候補に挙げた遺伝子の発現はみとめられた。●cRNAのMicroinjection後の胚生能の評価 ⇒顕微注入後のマウス卵子にIVF/ICSIを行って胚生能の評価をした。 胚盤胞までの発育率で顕微注入後の卵子に胚発生能が向上して傾向が認められた。 加齢個体からの卵子に関しては明瞭な結論を得るまで至らなかった。
24年度が最終年度であるため、記入しない。
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