研究課題/領域番号 |
22659303
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
産婦人科学
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研究機関 | 大阪医科大学 |
研究代表者 |
大道 正英 大阪医科大学, 医学部, 教授 (10283764)
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研究分担者 |
寺井 義人 大阪医科大学, 医学部, 講師 (90278531)
田辺 晃子 大阪医科大学, 医学部, 助教 (70454543)
金村 昌徳 大阪医科大学, 医学部, 講師 (40298782)
佐々木 浩 大阪医科大学, 医学部, 助教 (80432491)
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研究期間 (年度) |
2010 – 2012
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キーワード | CD24, 婦人科悪性腫瘍 / 上皮間葉形質転換 / EMT, 高分子ミセル / 抗癌剤耐性 |
研究概要 |
近年上皮性卵巣癌の予後不良因子になるという報告がなされた膜型のエストロゲン受容体GPR30に着目した。GPR30強制発現により、卵巣癌細胞株はEMTを起こし、アゴニストであるG1を添加したところ、EGFR-Akt経路の活性化、細胞増殖能の増加が認められた。さらに、EMTの表面マーカーとして乳癌、膵臓癌で注目されているCD24にも着目した。CD24陽性卵巣癌細胞はEMT特異的表現型を示しており、cisplatin耐性であった。以上の基礎的検討をもとに、GPR30またはCD24を外郭にもつ高分子ミセルを作成し、マウスモデルに投与し、腫瘍選択性、副作用について検討中である。
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