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2012 年度 実績報告書

唾液腺に局在する膜輸送蛋白質の新規時空間的定量解析法の開発

研究課題

研究課題/領域番号 22659329
研究機関徳島大学

研究代表者

庄野 正行  徳島大学, ヘルスバイオサイエンス研究部, 技術職員 (60380101)

研究分担者 石川 康子  徳島大学, ヘルスバイオサイエンス研究部, 准教授 (40144985)
研究期間 (年度) 2010-04-01 – 2013-03-31
キーワード時空間的定量解析 / 膜輸送蛋白質 / レポーター / ビタミンB12 / 唾液腺 / ポルフィリン環 / ビタミンB12結合蛋白質 / 水チャネル
研究概要

1)ビタミンB12結合蛋白質融合AQP5蛋白質発現用のプラスミドベクターのラット唾液腺の導管へのトランスフェクション-AQP5cDNAをビタミンB12結合蛋白質発現用ベクターに挿入し、ウィスター系雄ラット(8週齢)の耳下腺へトランスフェクションした。
2)ポルフィリン環蛍光によるAQP5の局在・動態の可視化-3~5日間飼育したラットの耳下腺を摘出、遊離細胞を調製し、培養溶液のカルシゥム濃度を変えるか、種々のアゴニストを加えて刺激しポルフィリン環 蛍光を測定した。また、セビメリンを投与後、経時的に耳下腺を摘出して凍結切片を作成、包埋し、共焦点顕微鏡で観察した。
3)ポルフィリン環蛍光の種々の実験操作による安定性の検討-①非イオン性界面活性剤抵抗性実験による解析-ビタミンB12結合蛋白質融合AQP5蛋白質のベクターをラット唾液腺の導管へのトランスフェクションしたラット及び対照ラットの尾静脈へセビメリンを投与し、経時的に耳下腺を摘出してホモジネ-トを調製した。3,000xgで10分間遠心して核と細胞残渣を除去した後、上清を100,000xgで 60分間遠心して沈渣を得た。この沈渣を1%Triton X (TX)-100を含むTNE溶液で氷冷下にて30分間可溶化した後、遠心して可溶性画分(ラフト)と不溶性画分を得た。これらの画分をSDS-PAGEに供し蛍光を解析したところ、定常置に認められた。②浮遊実験による解析-耳下腺・顎下腺の片ホモジネ-トをTX-100及び種々の蛋白質分解酵素阻害薬を含むTNE溶液で可溶化した標品のはOptiPrep40%に調製して遠心チュ-ブの底に置き、その上に各種まぅどのOptiPrepを積層し240,000xgで18時間遠心し、各画分の蛋白質をメタノ-ル/クロロフォルムで沈渣として回収し、SDS-PAGEに供し蛍光を解析したところ、定常置に認められた。

現在までの達成度 (区分)
理由

24年度が最終年度であるため、記入しない。

今後の研究の推進方策

24年度が最終年度であるため、記入しない。

  • 研究成果

    (3件)

すべて 2013 2012

すべて 雑誌論文 (2件) (うち査読あり 2件) 学会発表 (1件)

  • [雑誌論文] 新規開発培養チャンバーを用いた物理的圧迫によるHUVEC細胞骨格への影響2012

    • 著者名/発表者名
      庄野正行
    • 雑誌名

      臨床検査

      巻: 56 ページ: 803-805

    • 査読あり
  • [雑誌論文] 小型レーザ顕微鏡の開発-DAPIによるDNA染色観察への応用2012

    • 著者名/発表者名
      庄野正行
    • 雑誌名

      臨床検査

      巻: 56 ページ: 1402-1403

    • 査読あり
  • [学会発表] バチラスの水系およびアルコール系抽出成分によるウシ副腎クロマフィン細胞内遊離カルシウムへの影響2013

    • 著者名/発表者名
      庄野正行
    • 学会等名
      第35回生理技術研究会
    • 発表場所
      岡崎コンファレンスセンター(愛知)
    • 年月日
      20130221-20130222

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公開日: 2014-07-24  

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