研究課題
挑戦的萌芽研究
インプラント適用を目的とした小規模骨増成を骨膜を剥離することなく行う方法の新規開発を目的として、自己硬化型α-TCPを主な成分とするバイオペックスと各種サイトカインとを混合して用いる動物実験を行った。バイオペックスとBMP-2、EGF、FGF-2、PDGFとをそれぞれ混合したものを18G注射針にてラット頭蓋骨骨膜下に注入し、組織学的に観察したところ、バイオペックス単体で用いるよりも、BMP-2、EGF、PDGFを混合したもので良好な骨形成が観察された。