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2011 年度 研究成果報告書

microRNAによる放射線耐性遺伝子ICAM発現抑制による強化放射線治療法

研究課題

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研究課題/領域番号 22659364
研究種目

挑戦的萌芽研究

配分区分補助金
研究分野 外科系歯学
研究機関千葉大学

研究代表者

丹沢 秀樹  千葉大学, 大学院・医学研究院, 教授 (50236775)

研究分担者 小河原 克訓  千葉大学, 医学部附属病院, 講師 (20372360)
研究期間 (年度) 2010 – 2011
キーワードmicroRNA / 口腔癌 / 放射線耐性 / ICAM遺伝子
研究概要

口腔扁平上皮癌においてIntercellular adhesion molecule 2(ICAM2)遺伝子は放射線耐性に強く関与していることを既に報告した。本研究ではICAM2の発現を制御しているmicroRNA (miRNA)としてmiR-125bを同定したため、その効果について検証した。結果、正常口腔粘膜上皮と比較して口腔扁平上皮癌ではmiR-125bの発現が減弱していた。また、miR-125bを強発現させた細胞株ではICAM2の発現抑制が確認されるとともに、in vitroおよびin vivoにおいてX線感受性の増強が認められた。以上により、miR-125bがICAM2の発現調整を行うことで、放射線治療感受性を増強できることが示唆された。

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公開日: 2013-07-31  

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