研究課題
挑戦的萌芽研究
Nエチル臭化リドカインはTRPV1チャネルを通過して末梢神経内に入り、細胞内からナトリウムチャネルをブロックする。本研究ではニューロパチーに対する効果を調べるために、ラットの三叉神経を切断し、逃避閾値が切断前よりも低い値を示した動物を用いてその麻酔・鎮痛効果を検討した。その結果、ニューロパチー群では逃避閾値が上昇しており、またこれはTRPV1チャネルの数が次第に増えていくことにより効果が増強したものと考えられた。
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PLoS One
巻: 7(9) ページ: e44023