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2010 年度 実績報告書

小児救急医療に対する保護者の安心と適正利用を推進する子育て支援の検討

研究課題

研究課題/領域番号 22659412
研究機関香川大学

研究代表者

祖父江 育子  香川大学, 医学部, 教授 (80171396)

研究分担者 谷本 公重  香川大学, 医学部, 准教授 (10314923)
三上 順子  香川大学, 医学部, 助教 (90524059)
枝川 千鶴子  愛媛県立医療技術大学, 保健科学部, 准教授 (00363200)
伊藤 進  香川大学, 医学部, 教授 (80145052)
キーワード小児救急医療 / 子育て支援 / 病児病後児保育
研究概要

小児救急医療に対する保護者の安心と適正利用を推進する子育て支援について検討するため、小児救急医療に関して高リスクの地域(離島)や家族(ひとり親)、多重リスクの家族(離島のひとり親等)に、小児救急医療や子育て支援へのニーズに関する質的調査を実施した。また、小児救急医療と子育て支援の連携事業として病児病後児保育に着目し、病児病後児保育が小児救急医療の利用に及ぼす効果を明らかにする。小児救急医療不整備に対する子育て支援の可能性を探るため、異なる小児救急医療システムにおける病児病後児保育の利用実態とニーズを調査している。
1.離島調査:2011年2-3月、離島(直島・小豆島)と中讃(対照群)の核家族と祖父母同居家族の母親・父親45名に半構成的面接(子どもの急病・けがへの対処法、公的サポート・私的サポート体制、子育て支援事業と小児救急医療へのニーズ)を実施した。
2.ひとり親調査:2011年2-4月、香川県に居住しているひとり親(母)10名に半構成的面接(子どもの急病・けがへの対処法、公的サポート・私的サポート体制、子育て支援事業と小児救急医療へのニーズ)を実施した。
3.病児病後児保育利用者調査:2011年4月、香川県の病児病後児保育施設を利用している共働きの核家族とひとり親(母)36名に半構成的面接(病児病後児保育の利用状況とニーズ、子どもの急病・けがへの対処法、公的サポート・私的サポート体制、子育て支援事業と小児救急医療へのニーズ)を実施し、さらに面接調査を継続中である。
本調査は、香川大学医学部倫理委員会の承認および病児病後児保育施設の承認を得て実施している。

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公開日: 2012-07-19   更新日: 2013-06-10  

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