研究課題/領域番号 |
22659422
|
研究機関 | 東北大学 |
研究代表者 |
川原 礼子 東北大学, 大学院・医学系研究科, 教授 (40272075)
|
研究分担者 |
齋藤 美華 東北大学, 大学院・医学系研究科, 講師 (20305345)
大槻 久美 東北大学, 大学院・医学系研究科, 助手 (80546341)
小野 幸子 宮城大学, 看護学部, 教授 (70204237)
細川 満子 青森県立保健大学, 看護学部, 准教授 (20315542)
|
キーワード | 訪問看護 / キュア / ケア / 統合 / 医療行為 |
研究概要 |
本研究では、訪問看護師や利用者の主治医を対象とした調査により、具体的な場面において看護師の判断で施行可能な医療行為を明らかにし、それを基盤として、訪問看護師および高度実践在宅看護関連職種においてケアとキュアが統合された学問体系モデルおよび業務拡大を前提とした役割モデルを検討することを目的とした。 平成22年度は対象を一般の訪問看護師(東京都、A地方都市およびB県市町村)100~200名ならびに、日本看護協会に現在登録されて公表されている全国131名の訪問看護認定看護師に質問紙調査の協力の依頼をし、同意を得たものとした。 質問紙の内容は、1)訪問看護師に対してはフェイスシート{(年齢、臨床歴、訪問歴、学歴、および日常的に看護師の判断で行なえると考えている医療行為)とした。次にこれからのち1週間において、看護師が判断して行えると思う医療行為を伴う看護場面とその背景(看護場面に関するアセスメントやそのとき掲げていた看護上の問題について質問した。 研究企画については、平成22年10月の所属部局の倫理審査に承認され、平成23年1月から3月にかけて質問紙を発送した。回収された質問紙は、認定看護師40名、東京地区訪問看護師22名、青森地区13名、仙台地区8の計83名である。
|