研究課題
挑戦的萌芽研究
認知症高齢者のワンダリング(徘徊)が気象による影響を明らかにするために、ワンダリングのみられる高齢者16名の行動を2010年秋季から2013年春季まで1季節2週間ずつ9季節を観察した。認知症高齢者のワンダリング関連行動はアルツハイマー病では持続的固執歩きが平均気温の上昇によって増加、目印をおく行動は平均風速が弱まると増加する傾向を示した。ワンダリング関連行動は平均気温等の気象に影響を受ける可能性が示唆された。
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