研究課題
若手研究(A)
貧酸素化にともなう微量元素動態の変化が水生生物に及ぼす影響を評価することを目的に、琵琶湖を主なフィールドとして調査を実施した。その結果、 (1) 2007年に琵琶湖湖底で大量斃死した固有種イサザが、低酸素環境下で Mn・As に暴露していたこと、(2)琵琶湖底泥表層に Mn・As が著しく濃縮しており、貧酸素化により濃集層が薄化している地点ほど湖水への拡散溶出フラックスが大きいこと、などを明らかにし、類似の現象が世界各地の貧酸素水域で懸念されることを示唆した。
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