研究課題
若手研究(A)
本研究の遂行により、PPRモチーフのRNA結合様式をほぼ解明することができた。すなわち、PPR蛋白質を構成する連続した、複数のPPRモチーフが一対一の対応関係でRNAと結合し、かつモチーフ中の3アミノ酸(1、4、ii番)の組み合わせが暗号となって(PPRコード)、結合塩基が決定する。この知見により、植物にのみ非常に多く含まれるPPR蛋白質のミトコンドリア、葉緑体遺伝情報の管理について著しい進歩が期待出来る。また、上記のPPR蛋白質の性質は、蛋白質工学的な利用に最適であり、現在、PPR蛋白質を利用したカスタムRNA結合蛋白質の構築にも着手している。
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