研究課題
若手研究(A)
ニュートリノは素粒子の一種でその性質は未だ謎で、その絶対質量さえ測定されていない。本研究では超伝導検出器を用いてニュートリノの質量を測定する野心的な研究を行うことを目的とする。超伝導検出器として超伝導結合素子と力学的インダクタンス検出器の開発を行った。前者は実機で測定したところ検出効率が予想より悪いことが分かった。一方で後者は、高い効率でフォノン信号を検出したが、精密なエネルギー測定にはより深い検出器の解釈が必要であることがわかった。
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Physics Procedia
巻: 37 ページ: 1406 - 1412
DOI:10.1016/j.phpro.2012.02.478
http://fphy.hep.okayama-u.ac.jp/~ishino/works/wakate-a